
温泉小話第十一話 噴泉塔
温泉が長年に渡り噴出すると、石灰華と呼ばれる沈殿物がそのまわりに次第に積み重なり、ついには深く盛り上がって搭のようになることがあります。これが”
噴泉塔(ふんせんとう)”と呼ばれます。噴泉塔は、カルシウム炭酸水素塩に富む温泉が地表に湧出したとき、含まれている炭酸ガスの圧力が低下し、溶存していた炭酸カルシウムが沈殿することによりできるものです。大きさは数cmから大きなものでは数mの高さに達します。
日本では、二股温泉(北海道)の石灰華ドーム、夏油温泉(岩手県)の石灰華ドーム、岩間温泉(石川県)の噴泉塔、奥鬼怒温泉(栃木県)の噴泉塔が有名です。また、海外では、アメリカのイェローストーン国立公園に、様々な形の巨大な石灰華や噴泉塔があり、石灰華の階段状のものもあります。中でもマンモス・ホット・スプリングスのものが有名です。
下記のホームページに噴泉塔の写真がありますのでご覧下さい。
1)岩間温泉の噴泉塔
石川県ホームページ 石川の文化財/史跡・名勝・天然記念物、の項
2)栃木県奥鬼怒温泉
くりやま村ホームページ 露天風呂が100もある、の項
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