
温泉小話第七話 動物と温泉発見
温泉の発見には、動物に由来したものも多いのです。各地には野生動物が入浴する温泉も多く、それを見た人間が温泉を発見するきっかけになったとも考えられます。
ところで、白鷺や鶴に由来する温泉がありますが、白鷺や鶴は昔から神の使いと言い伝えられてきたことに関係があるのでしょう。また、白鹿や白猿に由来する温泉もありますが、白鹿や白猿も神の化身と考えられ、いづれにしても単なる動物の発見というより、温泉に対する不思議な力への畏敬の念から神に関連づけたのではないでしょうか。
発見した動物 |
温 泉 |
| 鶴 | 上山温泉(=鶴脛(つるはぎ)温泉、山形県)、湯ノ鶴温泉(熊本県) |
| 白鷺 | 下呂温泉(=鷺湯、岐阜県)、浜村温泉(鳥取県)、湯郷温泉(岡山県)、道後温泉(愛媛県)、武雄温泉(佐賀県)、天草下田温泉(熊本県) |
| 白鹿、鹿 | 酸ケ湯温泉(青森県)、那須温泉(栃木県)、鹿教湯温泉(長野県)、山鹿温泉(熊本県) |
| 白猿、猿 | 平湯温泉(岐阜県)、俵山温泉(山口県) |
| 熊 | 野沢温泉(長野県) |
| 猪 | 伊東温泉(静岡県) |
| 鳩 | 鳩ケ湯温泉(福井県) |
| 猫 | 猫啼温泉(福島県) |
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