
温泉小話第八話 伝説上の人物と温泉発見
温泉の発見には、伝説上の人物に由来したものも多いのです。特に多いのが高僧の発見に由来される温泉です。
例えば、空海や行基は仏教を広めるために全国を行脚し、各地に様々な伝説を残しています。温泉発見伝説もこのような伝説のひとつと考えられます。
昔の僧侶は、農村で農業や治水に指導的な役割を果たし、また、医療に通じる人も多く、それだけ影響力も大きかったのでしょう。もともと名もない僧侶の働きによる温泉の発見が、より効能を持つよう、自然と高僧の名前として残されていったものとも考えられます。
伝説上の人物 |
温 泉 |
| 弘法大師 | 熱塩温泉(福島県)、法師温泉(群馬県)、湯村温泉(山梨県)、海の口温泉(長野県) |
| 行基 | 東山温泉(福島県)、渋温泉(長野県)、山中温泉(石川県) |
| 役行者 | 五色温泉(山形県)、温海温泉(山形県) |
| 慈覚大師 | 城崎温泉(兵庫県) |
| 八幡太郎源義家 | 繋温泉(岩手県)、赤湯温泉(山形県)、母畑温泉(福島県) |
| 木曽義仲 | 大牧温泉(富山県) |
| 坂上田村麻呂 | 四万温泉(群馬県) |
| 小野小町 | 小野川温泉(山形県) |
| 坂上田村麻呂 | 四万温泉(群馬県) |
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